技術開発テーマ着手の判断

昨日、Kさんと面談したときに、「研究所にもどったら
何をするのか?」という質問をしたら、「今のテーマの
延長線上の○○をする」というようなことを言われた。


自分としては、うーん...というところではあるが、それ
をもってふと思ったことがある。それは技術開発テーマ
の着手の判断だ。今のうちの場合では、然るべき年齢の
人がそれっぽい内容であれば、とりあえずはテーマupで
きる、という感じなのだが、それでも、このテーマは、
「筋がいい」あれは「筋が悪い」などと言われる。この
筋がいいと悪いの判断のポイントを考えてみた。


それは3つあると思う。


(1) 実現できたときのインパクトが大きい
(2) 実現のための他社にはない仮説がある
(3) 既存の強みを生かす


事業部関連のテーマはだいたいが(3)に位置する。また
、他社から持ち込まれたものなどは(2)だろう。そして、
うちもやるが他社も一生懸命やっている、というような
ものが(1)になると思う。


そう考えると、FさんSさんのテーマはだいたいが(2)だ
。Mさんがずっとやっているテーマは(1)。Hさんのもの
は(3)になる。この切り口でだいたいが説明がつく。そ
れ以外のものは結局テーマにはならない、もしくは失敗
に終わるのではないだろうか。Sさんが前にやってたや
つなんかはそうかしら。Yさんのテーマもそうだろうな



さてそういう切り口でみると、研究所に帰ってからや
る、と言われている内容はもっと考えていかなければ
ならない。ただやります、という状態ではダメだ。