経験が役に立たなくなる

昨日の飲み会で、Nさんが、「知らない部署のことをと
やかく言うのは許さない」というようなことを言ってい
た。要は、その部署のことを何も知らないくせにうだう
だ言うのは許さない、というこだ。


まぁ、たしかにその通りだとは思うが、それでも、人々
が他の組織をうだうだ言うのはステレオタイプがあるか
らある意味仕方ないとはいえる。


ただ、Nさんは経験をしていれば別。経験をした上でも
のをしゃべるならば何を言ってもOKだと言っていた。こ
れもまた違うと思う。もちろん経験は重要だとは思うが
必ずしも経験が全てではない。
経験を重要視することはよいが、経験なんていうのは、
そのパラダイムの中だから役に立つものであって、パラ
ダイムが変わればまったく役に立たないものになってし
まう。大切なのはパラダイムが変わったとしても、それ
に順応することができる柔軟性ではないだろうか。


経験...特に成功体験ほど怖いものはないように思う。
同時に今の自分は成功体験を味わいたいと思っているか
ら矛盾しているようにも思う。でも、やはり成長する企
業に身をおくということは重要ではないだろうか。成功
するというものを肌で知っているかどうかはきっともの
を考える上で一つの拠りどころとなると思う。


ん...


これがまさに『成功体験に縛られるだ』。


書いていて気づいた。まだまだ修行が足りない。