風力発電

今日の日経に風力発電の増加に関しての記事があった。
EUアメリカ、中国、日本の順で風力発電は普及してい
て、その内容は、EUアメリカ、中国ではそれが伸びて
いる、という内容のものであった。


ここでの疑問は「なぜ日本で風力発電の発電量が伸びて
いないか?」だ。一つ考えられるのは、日本の気候の問
題だ。根本的に風力発電は、風が吹かなければ発電でき
ない。それを考えれば、"風が弱い"、"風の吹く時間が
短い"という気候的な問題があるかだ。このあたりは他
国と比べてどうなのだろうか。そんなに差があるとは
思えない。


また別の問題としては、発電時間をコントロールできな
いというものもある。風がいつ吹くかなんてわからない
のだから、それこそ"風まかせ"になってしまう。これが
一番のデメリットだろう。さて、そういう点でヨーロッ
パはどういう対応をしているのだろうか。


いずれにしても、日本として「環境立国」を目指すので
あればその普及率も目標数値の一つとして入ってきても
よいと思われるが。もしかしたら、既存電力会社の既得
権が絡んでいる問題なのかもしれないが...。