同期の転職

同期が転職先として、東京海上外資コンサルかで迷っ
ているとのことだ。


でも思うのだが、外資コンサルに行ったところで何を付
加価値とするのだろうか。彼が優秀で能力が高いことは
よく知っている。でも、果たして彼は今の会社に入社し
てからそれをどれだけ磨いただろうか。
そして、外資コンサルにいったい何を求めているのだろ
うか。


今の会社に入ってから、自分に与えられるものはしょう
もない仕事だという認識で取り組み、そして周りの人間
は全然優秀ではない、という態度で人と接してきた。そ
して扱っている商品は好きではない。「ここでの仕事は
面白いわけがない」というのが彼の考え方だった。


外資コンサルにいけば、もちろん様々なテクニックを覚
えることができるし、目線の高い仕事ができるかもしれ
ない。


しかし、どこにオリジナリティを出せるだろうか。本来
事業会社で働いたことのある人間はその経験をコンサル
ティングの過程で活かすことが付加価値になると思う。
しかし、彼の場合はそうならないような気がする。厳し
い言い方をすれば逃げてただけで、"苦しんで"はいない
からだ。


もちろんこれは自分自身にもそれは当てはまると思う。
自分はまだまだ"苦しんで"いない。それでは成長しない