子会社であるということ2

あまり、子会社、子会社いうのもなんだか負け犬根性な
のでイヤなのだが、敢えて親会社と違いを持たすために
子会社ということにする。


まぁ、グループ会社でいえば、だいたいが、「グループ
一丸となって」というふうにグループアイデンティティ
を持たせようとする。子会社でも親会社の方針が変わっ
たときには、たぶんそういう説明をすると思う。


でも、実際、それで本当によいのであろうか。それであ
れば別に子会社ではなく、親会社の一事業部となればよ
いのではないだろうか。


「別会社である意味を問え」ということだ。


わざわざ別会社にしているのだから、その意味があるは
ずだ。単に給料を安くするためだけではない。(たんに
そういうときもあるが)。要は親会社とは必ずしも一致
しない部分で自分たちのアイデンティティがあるべきな
のだ。そうでなければ子会社である意味がない。


比較するのは違うのかもしれないが、親会社よりも自分
たちの優れているところは何なのか、劣っているのは何
なのか、それを明らかし、従業員がそれを意識すること
ではじめて会社の一体感が生まれるのではないだろうか



よい部分はどんどん薄れてしまっているように思える。
本当によい方向に向かっているのだろうか。船頭はその
自信があるのだろうか。