やめる決断

研究所のSさんが迷走しているようにみえる。自分のテ
ーマにしがみついていないようで結局はしがみついてい
るようにみえる。やめるにやめられない状態、というこ
とになっていないだろうか。


リクルート江副浩正氏も本の中に書いていたが、やめ
る意思決定はトップダウン、ではないだろうか。そうい
う視点からみると、今の研究所にそういうリーダーはい
ない。


Kさんも自分が何をやりたいか、というものがないし、
それをやめたところでどうしようもないし、だから、そ
の本人の本心は別として、やりたいようにやらせるしか
できない。
そういう点で、Szさんは、自分が何をやりたいかは正直
言って専門外だからわからない。でも、やめさせる意思
決定を勧めることができた人だった。
本来だったら、ビジョンを示すのがリーダーの役割なの
だが、残念ながらまだそういう人は出てきていない。


「やめる」と「あきらめる」は違うと思う。
あきらめるは簡単だ。でも、やめるは苦しいと思う。


まだまだ肌では感じれていない部分だ。