ドトールの戦略

カンブリア宮殿ドトールの創業者鳥羽氏がゲストだっ
た。「大衆に安くておいしいコーヒーを」というのがド
トールの理念であることがわかった。自分がいだいてい
たイメージとはちょっと違うが、例えば、タバコを吸え
る、朝ゴハンが食べられる、ということを考えると確か
に、"大衆に"という理念と合致していることがわかる。
ちなみにスタバに対抗するために、エクセルシオール
作っている。


ここで、ドトールの戦略を考えてみる。
極論で考えるのがいい。スタバとドトールが隣同士にあ
るときにどうやって勝つか、ということだ。


スタバの強みと弱みを考えてみる。


S:「居場所」「コーヒーのおいしさ」「居心地」
 「洗練された雰囲気」
W:「価格」「食事メニューの少なさ」


まずここで考えられるのが「価格」の勝負だ。「この価
格でこの味」というところまで出せるかどうか。コスト
を下げるためにできることを徹底的に考えることも差別
化に必須だ。
さらにテレビをみていて思ったが、「食事メニュー」に
力を入れている点だ。これは強みになる。「急ぎの朝ゴ
ハン」「急ぎのランチ」というニーズに合致する。これ
は考えてみれば、スタバの「ゆとりの居心地」というニ
ーズとは別のニーズをついている。
これを両立して考えている点が、顧客回転率というとこ
ろだろう。そういう意味でいうと、スタバとドトール
別々のセグメントにあるといえる。


むしろドトールはマックやロッテリアというところを競
合ととらえるとまた面白くなるように思う。


まだまだ表面的だ...。
ここから、スタバでもドトールでもないコンセプトを作
ることが楽しい作業なのだ。








ふと考えたこと。


理念:価値観
ビジョン:将来のありたい姿
戦略:ありたい姿へ辿りつくための道筋(地図に道筋)
戦術:道の途中での行動


コンセプト:ものごとを捉える枠組み
ビジョンと戦略の間に位置するのだろうか。


まだまだ考えが浅すぎる...。