プロジェクトの行方

プロジェクト進んでいる最中と結果という観点でみる
と、下記のように考えられるのではないだろうか。こ
れは外から見た場合ではなく、プロジェクト内部で実
際に担当している人の目線でということ。


(1) うまくいきそう→成功
(2) うまくいきそう→失敗
(3) 失敗しそう→成功
(4) 失敗しそう→失敗


(1)の場合は、いうまでもなく、そうだろう。メンバ
ーが成功を信じて、一心不乱に頑張った結果、成功
というのは成功ストーリーの王道だ。


うまくいくと信じてやった結果、うまくいかなかった
というのが(2)だろう。でも、その結果、「やらなけ
ればよかった...」とメンバーが思わないのが、(2)だ
と思いたい。失敗はしたけれど、そこで得るものがあ
る、それが(2)ではないだろうか。


(3)というのはあるのだろうか。内部の人間が失敗し
そうだと考えていて、成功する例...。あるのかな?
リーダー1人だけが信じていて、というのはあるよう
に思えるのだが。


そして、よくあるのが、(4)だろう。みんなが失敗し
そうだと感じていて失敗する。でも、やっているとき
にはたぶんそれは見えないんだと思う。視野が狭くな
っているし、やる以上誰もが成功しようと思ってやる
のだから。でも、失敗してから、きっと、実は失敗す
ると思っていた、というような話が出てくると思う。
ちょうど日本が戦争に負けたように。