実験のやり方

実験がうまくいかない、値がばらつく、というときに、
どう対応するか。
ただ、やみくもに可能性のあるものを試していても仕方
ないと思う。あれかもしれない、これかもしれない、最
後にいうのは、「それじゃないとはいえないだろ」であ
る。というわけで次から次へとやってみる。


前に誰かの記事に書いてあったが、「論文を書いてから
実験しろ」というものだ。ようはどういう結果が出るか
を創造し、それが主張の根拠となりうるかどうかを考え
てから進めるべきだ、という主張だ。


要はトライ&エラーで、やってみてダメだったから次は
これ、それもダメだからもう1回あれ、という形では、
ゴールへはなかなか辿りつけない。もちろん、その過程
の中で発見はあるから一概に否定はできないが。それで
も自分たちがどんな結果を欲していて、それが本当に数
値として出てくるかは予想できることである。たんなる
予想ではなく根拠のある予想を立てるのだ。


さらには、実験をやって、思うような数値が出た場合、
じゃーそれでどうするのか、逆に思うような数値が出な
かった場合、どうしていくのか。とりあえず、これらも
仮定をおけば考えられるはずだ。要は何も答えが出てい
ないところで予想がつかないのであれば、答えが出たと
ころで何していいかわからない、という状況は変わらな
いはずだ。


これは正しいことだと思うけどなぁ...。
わかってもらえない。