女性の働き方

「女性が働きやすい環境」ということで、ミーティング(!?)があっ
た。あまり自己主張をする場でもないので、無難に終わりにしたが
、女性の働き方という点に関してはいくつか、本から学んだことが
ある。


(1) 残業なし by トリンプインターナショナル
トリンプでは基本的に毎日がノー残業デーだ。社長の吉越浩一郎の
話にあったが、残業で評価が変わるのはおかしい、という。子ども
を抱えていれば、やはりそうは残業もしていられない。しかし、
残業が日常化し、残業時間に重要なことが決められたりするようで
は不公平に差が生まれる。全員が定時内で仕事をおわせば、男性も
女性も公平な環境の中で能力を評価することもできる、ということ
だ。さらには、男性にとっても残業をなくすることで、家族と過ご
す時間ができ、ひいてはそれが日本の社会のためになる、と考えら
れている。


(2) 女性でもチャレンジ by IBM
IBMの執行役の女性の話。彼女が米国のプロジェクトに参画するた
めに、米国に面接に行ったときのこと。そのとき、別のアメリカ人
女性も面接にきていた。面接者からの「○○のシステムを作るプロ
ジェクトですが、経験はありますか?」という質問に対して、その
日本人の女性は、「ありません。でも、頑張ります。」と答えたが
、米国人の女性は、「それに関する知識も経験も十分有しておりま
す。」と答えた。面接終了後、米国人女性に話かけたとろころ、「
そんな経験もないし、言葉も意味わからないわ。これから本屋で入
門書を買ってこないと。」といっていた。とにかく、できるかでき
ないかではなく、やりたいかどうかで考えるところに日本人女性と
米国人女性の差があった、という話だ。女性に限った話でもないが



(3) 女性の特徴を把握した上で by 柳井正
「一勝九敗」の中にあった話。とあるデパートのフロアマネージャ
は、そこの女性社員の全員の生理の予定日を知っているという。
そうなると、どうしても普段ではないミスなどをおかしたりもする
が、それを知っていれば、そうしたことも理解した上で対応できる
からだという。ただそれ以上に大切なのは、そうしたことをフラン
クに話せる間柄にその男性フロアマネージャがある、ということだ



というように考えてみたら、話せるネタはいくつもあるものだ。