現場の声
昨日は、1日、製品を使っていただけるお客様のところに伺って
きた。丸1日、実際に使用していただく現場に立ち会ってきたが
、得るものは多々あった。
・想定していなかった人に対する使用
・こちらで「こうしてください。」と言っても、お客様が「
できない」とおっしゃられたらできない、ということ。
→ まさにメーカーの論理の押し付け
・使う人の立ち位置、姿勢。
・実際に使うスピード感覚。
・不具合が出たときの対応。
しかし会社の実験室にいてもこれらは分からないことだらだけ
だ。自分が「わかっているつもり」になっていることを思い知
らされた。
初めて「現場に出る」ということがこういうことなのか、とい
うのを経験で理解できた気がする。
それにしても、今まで感じていた違和感というのはこういうこ
とだろうな。使ったこともない人が研究所からの説明だけで、
商品を企画し、されには触ったこともないし、実際に使う人に
合ったこともない人がデザインを担当する。そして、それぞれ
の担当だから、という理由だけで、なんとなくとりあえずで決
めたものがそのまま進んでいく。
たぶん正しいことではないと思う。