ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは下記のような現象だ。


とある小学校において、ランダムに生徒をピックアップした。そし
て学校の教師たちに対して、「彼らはIQ試験で別格の数値を叩きだ
した。ついては彼らの指導をよろしく頼みます。」ということを
伝えた。
すると、どうであろう、明らかにランダムにピックアップしたはず
なのに、半年or1年後彼らの成績は他の生徒たちよりもずっといい
ものになっていた。


というものだ。つまりこれは、「人間は期待された通りに成果を出
す傾向があることの現れ」だという。IQ試験自体に意味はなく、ま
た生徒たちもランダムに選ばれている。それらなのに彼らの成績が
伸びたのは先生が期待を込めて彼らをみていたからなのだ。


会社の中でも、何の期待もされなかったら、モチベーションは決し
てあがらない。でも、誰かに期待をされていたら人間は頑張ろうと
思うものだ。動機は何であろうと、上司の期待、部下の期待、家族
の期待、いろいろあると思う。まったく期待されない状態でモチベ
ーションをあげるのは難しい。


自分は誰にどんな期待をされているか?
自分は誰にどんな期待をしているか?
会社の中でこのマップを書いたら面白そうだ。
(特定の人に実は期待が集中しているかも。)