自分に足りないもの

幸之助さんの話は、やっぱりいいと思う。ピンとこない部分もあ
るし、当たり前のことだなぁ、とだけ感じることもあるし、それ
でも、読むたびに感じるものが変わるものだと思う。


きっと、学生のときに読み、入社して読み、3年目くらいで読み
、さらに30代、40代、50代、と節目節目で読んでいくときっと
過去の自分と向き合えるようなものになるはずだ。そういう意味
で本質を考える意識を養ってくれるような気がする。


今回読んであらためて自分に足りないものを認識することができ
た。


  (1)   人の話に感心する心を
  (2)   投資なくして成功なし
  (3)   まず会社をほめること
  (4)   自己にとらわれた主張では


(1)  :人の話に感謝する心を
      自分に自信を持つことは大切だ。でも、それと同時に他者
      から学ぼうとする謙虚さが失われると思う。現に、自分が
      教えを請いたいという態度で接していたときと、「もっと
      こうしたら」という自分の意見を押し付けようとした態度
      では、その人の私への対応が変わってしまった。


(2)  :投資なくして成功なし
      自分のお金、自分の時間をどれだけ自己投資に費やせてい
      るだろうか。自己投資という名の言い訳になっていないだ
      ろうか?もっと自己投資が必要だ。きっとそれが将来につ
      ながる。


(3)  :まず会社をほめること
      他社の人の前で自社の悪口をいうようにだけはならないよう
      にしたい。でも、それと同時に否定的に見る目も大切だ。口
      に出さず何もしないと口には出さないが、行動をしているの
      とでは、大きな開きがある。自分はまだまだ前者だ。


(4)  自己にとらわれた主張では
      幸之助さんは、自己の主張は主張としたけれど、相手の感情
      とか、相手の考え方をきちんと尊重し、協調を保とうとして
      いた。私の場合はまだまだ自己主張のみである。これでは決
      して人は動いてくれないだろうな。「すごく大変だと思いま
      すが...」きっとこんな一言が大切なんだろうな。


頑張ろうっと。