ピンチをチャンスに!

会社の製品に不具合が発生し、訪問修理をすることに。
企業のブランドを守るために他の部門の社員も動員し
て迅速に対応を行った。

『Customer First』、もちろんこれは大前提。一刻も
早く製品を把握し、修理を完了しなければならない。
会社にとってこのピンチを乗り切ることは重要だ。

でも...できることってこれだけかな?

何万人という顧客の家の中に実際に入り、直接話しを
することができる機会。店頭販売を行っているメーカ
ーにとってこれだけ顧客に近づける機会って他にある
だろうか?

ちょっと視点を変えるだけで、こんなことがわかるん
じゃないのか?

・どんなお客様がご使用くださっているのか?
・継続して使用されているのか、それとも最近はほ
とんど使われていないのか?それはなぜ?
・買ったのは誰なのか?本人orプレゼント?
・そもそもどんな家で使われているのか?
・どんな部屋で使われているのか?
・デザインは部屋にマッチしているのか?
・他に不満点はあるのか?
・どんな新しい機能が欲しいのか?

修理完了の写真ということで、デジカメで部屋の様子
をおさめたりすることもできる。(これはいいことな
のか、という話もあるが。)

これをアンケートなんかにしてしまうと、それこそ何
しに来たんだ、ということになってしまうが、修理者
の意識の持ち方で、こんなに価値のある情報を得るこ
とができるはず。

こうした自分たちのピンチをただのピンチとせず、こ
れを元によりよい商品を作っていくことこそが、顧客
に報いることになるのだろう。

『ピンチをチャンスに』


## というわけで、ブログを書いていこうと思います!