他人の金を当てにする愚策

とあるプロジェクト関係で、ＪＮＵにいってきた。しかし、
こんなプロジェクトを本当にやるのだろうか。○○省に、申
請して、国からお金をもらってやろうとしているのだが、そ
もそもそんな人の金を当てにしてやるべきでないだろう。国
の審査が通らなかったらどうするのか？それでもやるのか？
たぶん、やらないと思う。


自分たちだけでもやりきる覚悟がある、その上で、補助金の
存在を知り、助けてもらおう、というのはわかる。でも、最
初から補助金ありきで考えるのは違うだろう。そんなものう
まくいくわけがない。さらに、人の金だからうまくいこうが
いくまえが知ったことではない。そもそも人の金以前に、国
民の金であることすら視野に入ってない。


このプロジェクトもそうだし、Ｇグループでやろうとしてい
るものもそうだ。もう発想がまずは国からお金をもらってこ
よう、という発想になっている。そんなものは事業家の発想
ではない。


こんな当たり前のことを誰も指摘しようとしないところが、
また大企業たるところだろう。


また、このプロジェクトに関していえば、いろんなグループ
や会社が名をつられているものの、結局、誰がケツを持って
やるかが定かではない。だから、何も決められないし、なり
ゆきまかせにしか進んでいかないだろう。その先に成功があ
るわけがない。


また、その国のお金であることを認識もせずに、「自分たち
の懐が痛まない」なんて言っている姿を見ると本当に情けな
くなる。