A研究室

今日は昼会の中で、A研究室が研究室紹介を行っていた
。まぁ、いろいろあれやこれやをつなげて、システム
を作りましょう、みたいな話だった。Nさん的に言えば
ビッグワードの乱立だ。


そして、実際にどんなテーマがあるのかを見せてもら
ったのだが、よくもまぁ、こんなにテーマがあるなぁ
という感じだった。


自分たちでAテクノロジーの定義を決めたというのはい
いのだが、結局話を聞いてみると、何でもかんでもAテ
ノロジーに含まれるような気がした。そもそも、Aテ
ノロジーでないものが何か、という定義がきちんと
できなければ、やることと、やらないことの選択なん
てできるわけがないだろう。確かに材料はAテクノロ
ーではない。でも、もっと一見Aテクノロジーに近そう
なのだが、そうではないものをきちんといえるかだ。


前にも書いたのだが、僕は"既にあるもの"から出発す
るのがよいと感じている。それをどう置き換えるか、
また、どう他のものに適用するか、という考えからテ
ーマを出していくべきではないだろうか。


さて、それとSさんの話の中で違和感を感じた点は2点
だ。


1点目は、Nさんとの話の整合性についてだ。「僕たち
はAテクノロジーを作ったのだが、その後にNさんが、
方針発表でAテクノリーについて語っていた。それと、
あまり相違はない、ということを感じている。」なん
て言っていた。そもそも研究室を作るときにそこの整
合はできているものではないんじゃないのか。一番や
りたがっているのはNさんだ。そのNさんと後になって
から、方針としてはいっしょだ、なんて確認するのは
おかしい。いったい何を目指す研究室なのかが最初に
ないから、あれもこれもになってしまうのだ。他の研
究室についても共通していえることである。


もう一つは、「今後も皆様のお力を借りながらロード
マップを作っていきたい」ということを言っていたこ
とだ。まだ作るの?と言いたい。もはやロードマップ
を作ることが目的になっている。そのうち、一つでも
実現できたもの、予定通り進んでいるものはあるのだ
ろうか。ほとんどが言っているだけで何も着手できて
いないといえる。にも関わらず、ロードマップ、ロー
ドマップ言っている。もし、それでもまだ変えるので
あれば、過去に作ったものの何がダメだったかをまず
検討しなければ結局同じことの繰返しにしかならない
だろう。