海外研修を振り返って
とりあえず、帰国してまずはラーメンを食べにいって
きた。
さて、海外研修だがとにかく行ってよかったと思う。
ものすごく視点が広がった。医療産業に関していえば
、国というレベルでスコープが不可欠だということだ
。
特にEganさんの話が面白かった。まだまだ発展途上で
はあるが、未来を感じさせるものだったし、何より、
Eganさんがそこに全身全霊を傾けて仕事をしていると
いうことがとても伝わってきた。
しかし、残念ながら参加メンバーにとっては、馬の耳
に念仏、ではなかっただろうか。結局、みんな企業か
ら派遣されていることもあり、"自社技術"というフレ
ームでしかモノゴトを考えていない。だから、話を聞
く際も、会社にベネフィットはあるかどうか、という
視点でしか考えない。そうなってくると、Eganさんの
話なんかはぶっとんでいるからあまり面白くないだろ
う。
やっぱり、会社という枠をとっぱらったところに自分
の棚を作るべきだろう。そこに棚と引き出しがあれば
そういう視点でものごとを聞くことができる。僕にと
っての今回のそれは、「アントレプレナーシップ」で
あったり「医療機器産業」であったりするわけだ。
必ずしも会社にとっては役立たないかもしれない。で
も自分の会社を超えた箱の中がいっぱいになるほど、
得られるものがあったから僕としては満足だ。
でも、本当はそういうところに視点をもっていき、そ
れからまた会社にもどすことで会社にもベネフィット
が生まれるんだと思う。視点は外に、ということだ。
しかし、今回の機会は本当にいい機会だった。できる
ならばもっと問題意識の高い人が参加していたら、き
っともっと面白い話ができたのではないかと思う。僕
にとってはK先生がいてくれたのが非常に大きかった
。
EganさんやK先生のようなスタンスで仕事ができるこ
とはやっぱりいいことだと思う。プロフェッショナル
に触れることができた、というのが今回の感想だろう
。自分自身はtakeばかりだったが、やっぱり今後は
どれだけgiveできるか、そこを伸ばしていかないとい
けない。