本の紹介

自分の本を選び方は次のような感じか。


・本屋で目についたものを手にとる
・本屋のランキング
日経新聞の広告
・アマゾンのおすす
・誰かのブログ
・メルマガ(ビジネスブックマラソン)
・読んだ本の中の参考文献、紹介
・読んだ本の著者の別の本
・人からの紹介


この中でも人からの紹介というのはやっぱり
いいと思った。この前、Fさんに昔読んだ本
として、「マッキンゼー成熟期の成長戦略」
と「マッキンゼー成熟期の差別化戦略」を
紹介してもらった。
だいぶ古い本で、25年近く前の本だが、それ
でもやっぱり、Fさんがその当時どういう読
み方をし、そこからどういうものを学んだの
かというのを考えながら読むことができた。
それは何も考えずに乱読で漠然と読むのと
では大きく違うはずだ。
そういう意味で人から本を紹介してもらう、
というのはすごくよいことだと思う。願わく
ばその本からその人が何を感じ取り、何をい
いと思ったのか、そういうのも聞いておくと
いいかもしれない。でも、自分にとって影響
の大きい人からそういう説明を聞くと、必ず
そういうレンズを通して読むこととなってし
まい、客観的な判断ができなくなることもあ
るのでそれは注意しないといけないと思う。
これは僕自身が人に本を薦めるときにもいえ
ることだと思う。


でも、マッキンゼーの本は会社の休憩所の本
棚にあるもので、研究所でもこういうのを読
んでる人がいるのかぁ、なんて思っていた。
その一人がFさんだったいうことだ。それは
それで嬉しかった反面、もっと別の自分の知
らない誰かがいてほしい、という淡い期待を
持っているのも事実だ。