現場

今日から1週間、現場で開発した機器のオペレーション
を行う。これが楽しい。
もちろん、単純作業を繰り返すだけだからこれで別に開
発が進むわけでもなんでもない。
でも、こういうところから何かを発見してそれをつなげ
ようとする、自分はそういう仕事が好きなんだと思う。


お客さんの使用シーンを想定して使うのと実際に自分が
ユーザとなり実際の現場で使ってみるのとでは全然違う
。もちろん、今までもこうしたことはやってはいるのだ
が、でも、その度に発見がある。そういうのが現場なん
だと思う。


今回について言えば、機器のアウトプットをお客さんが
直感的にわからない、ということがよくわかった。確か
に精度がよいことはなんとなくわかるのではあるが、そ
れが実際にどのくらいなのか、というのがいまいちピン
ときていない。考えてみれば、僕自身も直感的に掴める
ものではない。
例えば、1エーカーといわれてもよくわからないが、ア
メフトのグランドくらい、と言われればアメリカ人はわ
かるようなものだ。日本人にとっては東京ドームなんだ
ろうが、行ったことない人にとってはいまいちよくわか
らない。
まぁ、そうであるならば、要は全体の何割であるという
ような言い方でもよい気がする。そしたらもっと精度と
いうよりは機器としての存在意義が出てくると思うのだ
が。