トヨタの友達と食事

今日は夜に名古屋に行って、トヨタに勤めるWちゃんと
ゴハンを食べてきた。卒業して以来の再開だ。


モチベーションの高いWちゃんのことだから、根っから
の"トヨタマン"になっているのだろうと予想していたの
だが、返ってきた答えは全然予想外のものだった。


「選んだ会社間違えた。もうすぐやめるよ。」


だそうだ。海外事業を担当する部署で働いているそうだ
が、基本的には営業と工場のつなぎ役のような役割を担
っているそうだ。部署の特性もそうだが、結局、トップ
ダウンの仕事しかできずに、自分の裁量で仕事ができな
いのが彼の不満のように思えた。まぁ、大企業だったら
誰でもぶつかる壁だろう。


まぁ、もともとモチベーションは高いので、そうしたフ
ラストレーションを今はグロービスにぶつけているとい
う。グロービスで勉強をして、近くプロフェッショナル
な仕事へのキャリアチェンジを目論んでいるという。

「プロフェッショナルな仕事って?」という僕の質問に
は、「コンサルとか、ベンチャーキャピタルとかだね」
といっていた。


僕にはそれは表面的な"プロフェッショナル"しか映らな
い。本物のプロフェッショナルとは決してそのような人
たちを指すのではないと思う。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」見ても、コン
サルタントなんて1回も出演しないし(笑)。


彼のポテンシャルだったらもっともっと多くのことを、
トヨタで学べるはずなのに残念だ。それは決してグロー
ビスなんかでは得ることのできないものだし。


もう一つ彼は、「やっぱり優秀な人からやめていくよ。
だって、働きのわりに給料安いしね。わりに合わないさ
。」とも言ってた。
一方で、僕の「今後、タタなどの破壊的技術に対して、
Wちゃんがトヨタの社長だったらどうする?」という質
問に対しては、「固定費(人件費)下げるしかないでし
ょ。」という回答だった。




トヨタの先人から学べることは本当にまだまだたくさん
あるはずなのに。学生時代よりも魅力がなくなったよう
に感じた。




うーん、否定的なブログだ。よくないなぁ。