設計審査

事業部にきて早8ヶ月...。ようやく今日、設計審査を行
うことができた。まぁ結果的には否ではあったが、課題
が明確になったのでそれはよかったと思う。


設計審査を初めて経験したがやっぱり経験しなければわ
からない、というのはこういうことをいうのだと思う。
そこで人がどういうところに着目し、どういう発言をす
るのか、そしてそれに対して自分がどう答える
か...。単に傍観者として参加するのではまったくわから
ない。被告人として参加するからこそ意味があるのだと
思う。


しかし、DRというのは非常によい仕組みだと思う。大企
業にいるからこそ得られる一つの経験ではないだろうか
。マニュアル化された仕組みの中で、マニュアル化され
た仕様に従うことで、品質を高める、という考え方はや
はり間違ってはいないし、昔からの蓄積があるからこそ
できることであるに違いない。こうすることで、要は設
計を評価する際にどこに着目しなければいけないかとい
うのが、暗黙知から形式知化もされる。


また、いろいろな視点からコメントをもらえる。これま
で表層化されなかった問題がここで明らかになる、とい
うことは非常によいことだ。ただし、それでも発見され
ない問題は山ほどある。現状のシステムに甘んじること
なく、要はそれが見える化されるまで進化させることが
必要なのではないだろうか。