会社のカテゴライズ1

リクルータとして学生に会社説明に行くことになったが
、ふと業界をどう捉えればいいのだろう、という疑問が
沸いた。僕の出身学科(computer science)の学生はだい
たい行き先は3つに分かれると思う。それを軸にカテゴ
ライズしてみる。


基本的な行き先は、SI、メーカー、インフラ(通信)の3
つだと思う。それぞれの特性は下記の通りだろう。


SI      ・・・貢献性
メーカー   ・・・創造性
インフラ(通信)・・・責任性


SIは基本的には、「お客様の要件を満たしたシステム
を作る」ことがその使命となる。要は顧客のニーズを
満たす最適なものを創り、顧客に貢献をするのだ。
IBMNRINTTデータなどがこれに当てはまるだろう。
もはやNEC富士通はSIといってもよい。


次にメーカーである。SONY、松下、シャープ、東芝
日立などがこれにあたる。メーカーの基本概念は創造
性にあると思う。その大きな特徴が『特許』だ。SEは
特許を書くことはほとんどないだろうが、メーカーで
はこれが技術者のある意味使命となる。つまり、新し
いものを創造し、世の中(顧客)に貢献するということ
だ。松下幸之助氏の理念はまさにメーカーに基本概念
に合致しているといえる。


そして、インフラである。情報系でいえば通信だ。NTT
ドコモやNTTコミュニケーションズソフトバンクなど
がこれに入るだろう。インフラの会社にとってのその
概念は責任性である。通信が止まれば、社会活動が全て
停止してしまう。それを維持し、社会を支えていると
いう責任感がそこにはあるのではないだろうか。


続きは明日。




今度は、このメーカーをもう少しみてみると、メーカー
は単一事業か複数事業かで分けることができる。単一事
業でいえば、トヨタ、キャノン、複数事業で言えば、
SONY、松下などの大手電機メーカーになる。