友人の転職

同期と飲みに行ってきたが、ついに転職が決まった、と
いうことだった。次の転職先も決まり、3月か4月付けで
会社をやめるという。


すごく、優秀なやつだったのに、そういう人間がやめる
のはすごくもったいないと思う。優秀だったからなのか
、結局会社に楽しさを見出すことができずに3年間を過
ごしたという感じだ。それでも、今よりも年収の高い大
手企業にいけるのだからすごいと思う。


でも、本当にそれでよかったのだろうか。この会社で学
ぶものは何もない、といっていたが、本当にそうだろう
か。自分の会社を日本の古い会社と称し、周りはできな
いやつばかり、仕事は面白くない、...果たしてそこか
ら学んだことは何だったのだろうか。
いい経験になったというが、果たしてどれだけ"いい経
験"になったのだろうか。


自分の私見で言えば、今の会社は"よい会社"だと思う。
さらにいうと、そんじょそこらの企業とは違うはずだと
思っている。


たぶん、彼はやめて外に出たときに、どこかできっとそ
のことに気付くときがくると思う。本当であれば、今そ
こで働いているときにそれに気付くとよかったように思
える。そしてそれに気付いた上で、やめるのであれば、
なおよかったのではないだろうか。


彼は優秀だ。でも、やっぱり、仕事が面白くないことを
、仕事のせい、会社のせい、上司のせい、にしているよ
うに思える。そこに自分のせいはなかったのか考えてみ
るといいと思う。いいきっかけだ。




また別の側面から言えば、そういう彼が簡単にやめてし
まう会社の体制は問題だろう。優秀な人がやめて安定を
求める人だけが残る。果たしてそれで会社は永続的に存
続するだろうか。どこかでひづみがくるはずだ。
今のJEFユナイテッドが結局トップの方針が決まらず選手
がそれに不振を抱き、中心選手がみんな移籍している。
会社もチームと同じで、うまくいかなくなるときは、優
秀な人からやめるのではないだろうか。




以上、2つの側面から、きっとものごとというのは、自分
自身では全てを自分のせいだと捉えることが大切である
。でもそれと同時にそれを客観的にみて悪いのは本人で
はなく会社だとわかってやれる第三者が必要なように思え
る。