使命、懸命、宿命

到知の1月号の昇地三郎氏と柏木哲夫氏の対談の中で
柏木氏が人生を動かしていくものとして3つの言葉が
あると言っている。それが、「使命」「懸命」「宿命
」だ。


「使命」は字の通り、命を使うことだ。自分がクタク
タになって、命を使ったなぁ、と思えるようなこと、
それが使命なのだと。


「懸命」は、命を懸けることだ。自分の一生を捧げよ
うと懸命に働くこと。それはその人にとって、命を懸
けてやりとげることなのだろう。


「宿命」とは、それだけを聞くと、ネガティブな印象
を与えるけど、それは命が宿ることなのだ。


つまり、『命を使い、命を懸けて、その結果、命が宿
るような人生を送る』ということが大切なのだと説い
ている。


自分自身に聞いてみる。


命を使っているだろうか。
命を懸けているだろうか。
命を宿しているだろうか。


いつまでも修行中などと言っていたら、命を使わずに
終わってしまうと思う。