会社に残る人、残らない人

会社に残る人と残らない人を2x2で考えてみる。人材を
考える、ということかしら。


軸といては、(残る・残らない)x(志高い・志低い)。で
ある。


(1) 残る x 志高い
これは会社が傾いたときに、いくらでも他にいく能力が
あるのに、敢えてとどまることだ。自分がなんとかしな
いと、という気持ちを本当に持っている人だと思う。ラ
イブドア前社長の平松氏なんかそうじゃないだろうか。


(2) 残る x 志低い
いわゆるぶら下がっている人たちといえる。他にいくと
ころもないわけで、やめるわけにはいかない。どうにか
その会社で生き残っていかなければならない。


(3) 残らない x 志高い
成長意欲があり、優秀な人だと思う。自分の成長を第一
に考え、自分を一番高められる場所に身をおこうとする
人たちだ。会社の状態に関係なく、自分の成長という観
点で居場所をきめる。


(4) 残らない x 志低い
逃げる人たち。会社が傾きそうなときに、さっさと転職
サイトにでも登録し、同じような給料で、なんとか自分
のスキルで食べていけそうなところへ転職する人だ。た
だ転職するだけの能力は備えている。


考えてみると、(1)以外は、(2)〜(4)は、自分のことを
最初に考えていることになる。当たり前といえば当たり
前のことなのだが、本当に正しいことなのだろうか。