友人の訪問
友人のDがわざわざ訪ねてきてくれた。久しぶりに会っ
たけど、たいして変わってないなぁ、という感じだった
。
卒業してから、2年間くらい塾の講師をしていたが、今
年になってようやく就職したようだ。「まったりした
会社がいい。遊ぶために働くだけだから。」というこ
とを公然といっている。まぁ、建前論をいうよりもよ
っぽど気分がいい。
やっぱりこういう人はいるんだなぁ、と思う。前に、先
輩のGさんに「みんながお前みたいに仕事のことばかり
考えているわけじゃないんだよ。」と言われた。たしか
にそういうことなんだろうな。でも、実際に会社を動か
すとなると、こういう人も含めて動いてもらわなきゃ仕
方ないわけだ。
富山和彦氏が、「温泉街の仲居さんにとってビジネスと
か再建なんて話はどうでもいいこと...」ということを
話されていたが、要はそういうことなのだ。
結局、そういう人もひっくるめて動いてもわなければ、
会社なんてまわっていかないのだ。
いつも思うのが、Gさんは、「やる気のないやつは取り
かえればいい」なんてことをいう。でも、取り替える
ほど人材なんていないのが現状なんだよ。要はいる人間
でどうにかしていなかなければならない、ということだ
。
うちの会社でいえば、事業部長クラスになってくるとさ
らに人材がいないのが現状だろうな。
もし、自分が仮に社長になったときに、今の自分の周り
の人が部下になるわけだが、そういう想像をしてみると
、だいぶ大変だなぁ...という気がしてくる。
さてさて、話がとんだが、そんなDも、そんなことはい
いつつも、就職した会社の財務状況なんかはよく知って
いるし、こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、な
んてことは口にしていた。まぁ、サラリーマンとは、こ
いうものかしら。