テーマ検討会

先週、テーマ検討会があったのだが、打合せがあったた
ため参加できなかった。後日談として聞いたことと、議
事録の内容から。


研究所で取り組んでいるテーマがあったのだが、事業部
の事業方針の転換があって、とりあえずの事業化は見送
る、ということだった。ただ、そうはいっても、事業部
の担当者としては完全にやめるとはいえない。要は保険
をかけておきたいからだ。でも、研究所としては事業部
がYESといわないものをやり続けることはできない。
ただし、今度の事業部長はこういう状況がよくないこ
とを理解し、事業部の方針の問題だ、としてきちんと謝
った、という。
今までと変わる兆しというものを感じる話だ。


で、今度は議事録を読んだのだが、新商品の方向性を
どうしていくか、技術的な説明を社長にして、相談した
上で決めて行く、という。
うーん、社長はお客さんですか?
その技術を「こうしたい!」という人材がいないことが
問題のような気がする。意思決定はトップがすればいい
と思う。でも、その意思決定を促す人が必要だ。




プロフェッショナル仕事の流儀は、自閉症の先生の服巻
氏だった。
「There is always another way どんなときでも思い込
んでいるやり方と別のやり方がある、ということをわか
っている人がプロフェッショナル」
「捉われない心」と同じことだと思う。
でも、いつも思うのだが、人との関わりの中にはいつも
感動があるように感じる。
プロジェクトXからプロフェッショナルに変わったこと
で、サラリーマンとは違う別の切り口で、プロフェッシ
ョナルに迫っており、とてもよいと思う。ビジネスとは
また違う視点でプロフェッショナルを考えることはとて
も有意義である。