産業別に学べること
ホイアンという町にいった。17世紀くらいに栄えた日本
人町が残っており、とてものんびりとしているけど、趣
を感じることができるところだ。
そこで泊まったのが今回の旅行で、一番高いヴィクトリ
ア・ホイアン・ビーチリゾートだ。名前の通り、海に面
しているすばらしいホテルだ。
ちょっと話はそれるかもしれないが、学びたいものが、
何かによって進むべき産業が決まるような気がする。そ
の最たるものがホテルだと思う。つまり、『顧客満足度
(サービス)』というものを極めたいのであれば、ホテル
業界に行くのが一番わかりやすいと思う。直に顧客に接
する場面があり、1人1人の行動がそのまま評判へとつな
がっていく。
前に新聞に、旅館の女将が顧客サービスについて、研修
を行う、というものがあったが、サービス業についてい
るような人は、こういうところから学ぶべきものが多々
あるように思う。
じゃー、メーカーだったら何だろう。それはクリエイテ
ィビティではないだろうか。自分がクリエイティブにな
りたいと思ったらメーカーに進むとよいと思う。そこに
は世界一やオンリーワンといった言葉が飛び交っている
。
あとは商社なんかはどうだろう。そこでは、人脈やビジ
ネスを見出す力なんかが磨かれるのではないだろうか。
流通なんかはシステムだろう。要はモノの仕組み、流れ
を作りたいと思ったらそうしたところで磨かれると思う
。
何を学びたいか、という視点から自分の働く業界を決め
てもいいと思う。世界一になりたくても、SEになっては
なかなかそうした思考になるのは難しい、というものだ
。
話が全然ヴィクトリアホイアンと変わってしまったが、
ヴィクトリアホイアンの庭にはパンがさりげなくおいて
あって、鯉に餌をあげられるようになっていたがのが、
すごくいいなぁ、と思った。さりげないけど、素晴らし
いサービスだ。