鬼怒川プラザホテル

鬼怒川プラザホテルに泊まってきた。鬼怒川プラザホテルでは、
新しいコンセプトの部屋を提供している。これが産業再生機構
実力だろうか。

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『和ジアンフロア』
 落ち着きある「和」の趣きと、「アジアンリゾート」の瀟酒
 なムードが融合した優美な情景。 オリエンタルな香りが漂
 う趣向を凝らした備品や装飾が、万人を優しく迎え入れてく
 れます。
 http://www.kinugawa.co.jp/plaza/guestroom/wasian.html

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実際泊まってみたが、なかなかよかった。担当者のバトルが想
像できるが、こんなんではないだろうか。


 担当者  : 29歳女性、アミューズメント企画者
 意思決定者: 50歳男性、旅館企画部長


担当者「露天風呂にCDプレイヤーをつけて、お風呂に入りなが
    ら音楽を流します。」
部長 「そんなものコストのムダだ。壊れたらどうする?」
担当者「温泉に入ることではなく、癒されることが目的なんで
    す!」


担当者「露天風呂の仕切りの大きさを倍にしてください。」
部長 「これだけあれば十分だ。外からは見えないよ。」
担当者「外からは確かに見えないかもしれません。でもそれだ
    けじゃ安心感は得られないんです。若い女性が、安心
    して露天風呂に入るためにはこの倍の大きさの仕切り
    が必要です。」


担当者「本館と露天風呂までの移動は車で10分以内でお願いし
    ます。」
部長 「この距離を10分は無理だよ。」
担当者「最後に湯冷めしてしまってはせっかくのリラックスタ
    イムが台無しになります。さらには、部屋とお風呂ま
    での雰囲気の断絶を避けたいんです!」


そんなドラマがあったんじゃないのかなぁ、と思う宿でした。
頑張っているのは非常に伝わってきました。