「創業者だったらどう考えるか?」

創業者の理念がある会社の一つのメリットは、創業者の
目線に立つことができる、ということではないだろうか



よく、判断に迷ったとき、自分に自信がもてなくなった
ときなどは理念に帰れ、などいうが、理念が腹に落ちて
いなかったらあまり判断の指針とはなりえない。まして
や理念なんてどこの会社でも立派であるのが常だから。


そうではなく、判断が必要になったときに、「創業者だ
ったらどうするか?」この質問こそが有効になってくる
のではないだろうか。これはサラリーマン社長ではやは
り難しいと思う。会社を興し、それを成長させ、現在の
姿を作り上げた人を考えることで、初めて可能になるの
だと思う。単純に、創業者だったらこうするのかなぁ、
と思えればそれだけでOKだと思う。その答えに正しい正
しくないはないはずだ。


会社をやめたHとUさんと飲んだときに、Hの彼女にこの
質問をしてみた。(そんな質問は飲み会の場ではすべき
ではないと思うが。)
でも、彼女はとても一生懸命考えて答えてくれた。そ
れが嬉しかった。


価値観の問題に陥ったら自分に聞いてみよう。


「創業者だったらどう考えるか?」